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382件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[458] しばらくぶりのオースター

投稿者: kz 投稿日:2018年 1月21日(日)14時18分43秒 124-144-156-236.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

    読書中
『内面からの報告書』 ポール・オースター  柴田元幸訳  新潮社2017

読み始めました。幼年期からの詳細な回顧。ほんわかした裏庭遊びの想い出から始まって そのうち筆が走りはじめると一挙にねばっこく、時には鷲掴み的、暴力的とも言えるほどの力が静かな行間からにじみ出す。ニュージャージー、ユダヤ人家族、さまざまな不和や共感・・ おうおう 1947年生まれ、健在だなあと 旧交を温めるがごとくページをくっています。
去年は千ページ近い大作『4 3 2 1』というのを刊行したそうで 初期3部作からずっとオースターの翻訳を続けてきた柴田氏は これからまたこの傑作と付き合えると喜んでいるようです。






[457] 小正月

投稿者: kz 投稿日:2018年 1月15日(月)20時39分29秒 124-144-156-236.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

 藪入りの寝るやひとりの親の側(そば)  太祇

藪入りも もう言葉自体を知らないという世代が増えましたね。小さい時分に 年寄りからその意味を教えてもらった記憶があります。正月と盆しか奉公人に休みはなく、とりわけ旧暦の正月十五日あたり 草深い生家に小さなお土産を抱えてみんな帰っていったのだと。

女の正月 という言葉もありました。ここからは男がおさんどんをし しばらくは女のお正月。のびのび愉しむおかみさんたちの姿が垣間見えるようで いいもんですね。

鏡開きも今日あたりと私は思っていて、暮れからの小さな鏡餅をお汁粉にしてもらったのですが、これは十一日とか二十日あたりが本来らしい。わが生家では かちんかちんになったお供えをよく洗い、それこそ玄翁で小さくしてから揚げ餅にし 濃い砂糖醤油に絡めていただきました。卓袱台にきょうだい競って、揚げたての熱いのをほおばったものでした。お正月の終わり、おいしかったなぁ!

かつては十五日が成人式でしたね。日本選手権の決勝もこの日と決まっていたので、駅前、電車の中、それから国立競技場でも あでやかな晴れ着の娘さんたちを目にするのが もう一つの楽しみでした。きれいな芝のグラウンドでは前座で セレクトされた高校生たちによる東西対抗が行われ、翌日には高校日本代表、それから主な選手たちの進路が一斉に発表される・・ 翌十六日のスポーツ紙朝刊 最大の楽しみでした。成人の日が いつか移動祝祭日になってしまって、なんだか世の中すっかり味気なくなりました。あのあざやかな快晴の日々は みんな我々の記憶の中にしかなくなってしまった そんな気がします。


(追記)
1月16日
 赤坂憲雄は こんな風に指摘している(「何が失われたのか--近代の黄昏に問いなおす」 『明治維新150年を考える』 集英社新書 2017年11月刊)。
 幕末・明治初期に日本を訪れた西欧の人々(例えばイザベラ・バードなど)は、紀行や日記の中でほぼ例外なく、どれほど日本の庶民が 幸福そうで陽気で礼儀正しく、いつでも笑いこけているかを繰り返し語っていると。もちろん一汁一菜のささやかな暮らしだったけれど、市井に格差はいたって小さく、人びとは相互扶助のシステムの中で子どもや弱い人びとに優しく、「貧乏人は存在するが貧困なるものは存在しない」(B.H.チェンバレン)という瞠目すべき社会を織り成していた。豊かな自然の中での協働と共生、それがごく当たり前のコモンセンスとして人びとの暮らしと心を覆っていたからだ。
 こういう民生の叙述は維新以降の150年の中で打ち消されかき消されてしまったけれど、さて今 黄昏を迎えた高齢化少子化人口減の成熟社会に面して どう未来を描こうかという際にはきっと大切な示唆になるだろうというのである。急速に人口は減少し もはや大きな経済成長は望むべくもない。けれども 人びとの幸せをもっと大きく出来る社会は やりようによってはいくらも展望できる。そういうことを かつての陽気な日本人の姿から学ぶことが出来る。






[456] ジルベスター・コンサート

投稿者: kz 投稿日:2018年 1月11日(木)14時07分0秒 124-144-156-236.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

  2017年12月31日  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  指揮 サイモン・ラトル

ラトル最後の大晦日コンサート。ジルベスターは 以前は毎年BSで放送していたのですが、この頃はほとんど見かけない。今回は幸い 《デジタル・コンサートホール》というネットサイトで視聴することが出来ます(有料ですが)。
プログラムは 以下。 2018年が生誕100年ということで ここでもバーンスタインが二つ 取り上げられています。《ホワイトハウス・カンタータ》は懐かしい曲ですが 「清廉で公正な輝く場所として、皆でケアしよう・・」と歌い上げる情景が印象的でした。含意は みなさんが今思うこと、そのままだと思います。
アメリカ、ロシア、チェコ、ドイツ・・と並んでいく終盤のプログラム  せまくるしい「国境」は 実感、体感の内から次第に越えられていきますね


アントニン・ドヴォルザーク
序曲《謝肉祭》
イゴール・ストラヴィンスキー
《ミューズを率いるアポロ》よりパ・ドゥ・ドゥ
リヒャルト・シュトラウス
オーケストラ歌曲集  ジョイス・ディドナート (メゾ・ソプラノ 上掲写真)
レナード・バーンスタイン
《オン・ザ・タウン》より3つのダンス・エピソード
レナード・バーンスタイン
《ホワイトハウス・カンタータ》より〈テイク・ケア・オブ・ディス・ハウス〉
          ジョイス・ディドナート(MS)
ディミトリ・ショスタコーヴィチ
《黄金時代》組曲
アントニン・ドヴォルザーク
Slavonic Dance  Op.72 No.2
ヨハネス・ブラームス
Hungarian  Dance  No.1 in G minor


(追)
最後の曲 これはロンドン交響楽団による演奏です。

https://www.youtube.com/watch?v=GKrKSdAccR4






[455] 新成人

投稿者: K2 投稿日:2018年 1月 8日(月)19時28分57秒 y224224.dynamic.ppp.asahi-net.or.jp  通報   返信・引用

新宿区の新成人の45%が外国人というニュースには驚いた。そんなにいるのかと思うけど、実際バイトなどをしていても、ペルーとかネパール、ベトナム人によく出会う。入間にいた時に配送倉庫に何か月か通ったがそうだった。日本人の、まして老人など私ひとりで結構暖かく接してもらったが、日本の風景は確かに変化している。



[454] 松の内

投稿者: kz 投稿日:2018年 1月 8日(月)12時37分43秒 124-144-156-236.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

くらいはあやかって 猫とじゃれたりとかしていたいのですが
人間の世は なんだかヘンテコなことも多くて困ります。ほんと ナツメさんにでも 活を入れてもらった方がいいや

●大阪の籠池夫妻は、相変わらず不法拘留されたまま越年、この寒さで年寄りの健康も気になるし、息子さんの瞋恚は増すばかり。ツィッターを見ていると 時に折れそうになる気持ちをなんとか奮い立たせて拘置所の両親をおもっているようで、本当に情けなくなります。暮れの大阪拘置所前 抗議の集会には数十人が集まったようですが、マスコミ取材もごく少なくて、国会議員は 私が写真で見る限り山本太郎参院議員がいただけ。日頃護憲を言うならば、こんな憲法違反の人権無視事件を知らん顔で見過ごしてどうするのかと憤慨するばかりです。 明日は我が身なんだぜ、野党、マスコミ、国民諸君!
ゴキブリ総理は しゃあしゃあと憲法改正をみなさんで論議したいなどと寝言をほざいているけれど・・ ふざけるな、高給を食む公務員として まずは日本国憲法の人権項をきちんと学んでからものを言え ということですね

現状は 最も近くで見ている息子さんから聞くのが一番正確  こころからの訴えを 何度でも引用しておきます。(当然 安倍昭恵さまも読んでいることでしょう。天網恢恢  つい先頃までの同志にこんな仕打ちを続けて ただで済むわけがないよ 森永パーピーおばさん!)

https://twitter.com/YOSHISHIGEKAGO1

●ベッキーのお尻キック事件も とうてい見過ごせない話です。ユーチューブで録画を見られるけれど あんまり野蛮で気の毒で ここには載せられません。どうせお笑いのどっきりだ、ベッキー自身も不平を言っていないなんて 卑劣な逃げを打っているけれど、内容は公共の電波を使った超低俗なリンチ放送で テレビ、吉本興業の劣化顕現もいいところ。 とりあえず以下2点 きちんと確認すべきだと私は思います。

警察、検察は 日本テレビの番組制作担当ライン、ダウンタウンの両名をはじめとする共演者たちからきちんと事情を聴取して このあからさまな暴力事件の実態を明らかにし、その後責任者の逮捕なり立件なりに進むべきだ。 世の中には やっていいことと悪いことがある。それが不当な恋だというのなら 日テレは彼女を呼ばなければいいだけのこと、おためごかしに「社会的」罰を与える権利などピンボケテレビ局にあるものか。
「痛いより 重い・・」というベッキーのうめきを聞いて 私はノーボール・タックル(ヘヴィーペナルティーである)を腰に喰らった瞬間を想い出して胸が悪くなってしまった。本当に 痛いを通り越して「重い」ことがあるのだ。若い女性の身体を格闘技のプロが見境もなく痛打する、なによりこの想像力の欠如に唖然とする。


公共電波の管理責任は 総務省。したがって総務大臣・野田聖子は 事実をきちんと確認したうえで 必要なら日本テレビ放送網に対して、業務停止、放送免許取り消し等の措置を粛々と行うべきだ。明白な憲法違反の低俗リンチ行為を 国民の財産である公共の電波を使って全国に(沢山の子どもたちの目の前に)垂れ流した、こんな無法を黙視していい訳がない。
野田にとっては 自身のフィリピン行き(家族同行)などより ずっと大事な本来業務のはずである。 言うべき時に言うべきことをきちんと発言しない・・ 政治家としての、また人間としての 立ち位置を問われる問題だ。都合のいいときだけ女性の働き方だの身障児の子育て、安倍の後継候補だなどとうそぶいたとて、本質は人権に鈍感なポチというのでは 全てはパーだと観念したほうがいい。






[453] うーむ!!

投稿者: IGA 投稿日:2018年 1月 7日(日)13時18分56秒 040.116070130.m-net.ne.jp  通報   返信・引用

面白いね!!
中々に味のある猫ですね!
漱石のユーモアに近いものが有ります。
もしかすると、飼っていた猫にはこれに近い猫がいたかもしれません・・・
そう想像させるものが有りますよ。



[452] ↓いいね!

投稿者: O 投稿日:2018年 1月 6日(土)11時32分39秒 210-20-100-254.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用

面構えや眼光まで、彷彿させるような…。



[451] うーむ

投稿者: kz 投稿日:2018年 1月 5日(金)20時10分28秒 124-144-156-236.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

何度見ても・・ 笑える!
名前は「ナツメ」さんだそうで
あのかたと言われればそのようにも 傑作長編の主人公と言われればそのようにも

私はネコは苦手なんですが このセンスには脱帽です




[450] 日銀の黒田

投稿者: kz 投稿日:2018年 1月 3日(水)14時21分35秒 124-144-156-236.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

 このまま放っておくと 本当に危ない。もう手遅れかもしれない。
 官邸の意向ばかりを忖度し 国民の生活は完全に後回し、安倍の徹底的なポチと化して もはや何でもやってしまう。今では他の理事たちも皆 官邸の息のかかった面子になってしまったから この暴走・垂れ流し男に諫言するものさえ絶えてしまったような有様だ。本当に危ない。

 ゼロ~マイナス金利政策をひたすら続け、増刷しまくった円は 大企業の金庫に山積み状態だ。これが国民の生活を潤し内需を有効に喚起するならいいけれど、高齢化、少子化、非正規雇用の増加という渦の中で、今や労働市場の逼迫は単純に勤労所得の増加には結びつかない構造に変わっている。国民生活の向上は見られず、だぶついた円は、実際は揺れ動く金融・為替市場に回って流動化し、さらに世界経済を不安定に変えている。増殖した富は ほんの0.001%の階層の懐に集中するばかりの状況だ。
 こうした現況を顧みることもなく、赤字国債は有らん限りに黒田日銀が買いまくり、官邸の無節操なインフレ予算をひたすら増長させている。予算が、若者の生活や未来に資する政策、働く女性たちへの真の後押し、生活弱者への有効支援等に使われるなら 波及効果のある有効投資になるから まだいい。けれど、実際に伸長しているのは、巨額の軍事投資。すなわちトランプ軍需政権への資金還流、つまりはゴキブリ安倍政権維持のための朝貢であって 民生向上効果も波及効果も期待できない 文字通りの死に金だ。対北と強弁する攻撃型ミサイル配備や空母増強などは、かえって東アジアの緊張を高め 渦巻き状に危険を高める効果を生み出すものだ。こうした軍備増強に加えて 目的に疑念の多いリニア新幹線投資や やみくもなオリンピック予算。こんなことが どこまで国民の生活向上に繋がるというのか。
 無際限の国債買い支えは、いずれ紙くずの巨大な山と化して後世に重くのし掛かる。財政が一挙に破綻を迎え ギリシャどころではない、とんでもない破産国家になったとき 官邸や日銀(黒田)はどう責任を取るというのか。その時は もう自分らはとうにお役御免のぼけ老人などと とぼけて逃げ切れると思っているのだろうか。日銀始まって以来の、恐るべき無責任男と評するゆえんである。
 早いところ安倍の首を切り、黒田ら無能のポチを追放し、本当に有効な民生向上政策に転換しなければ、苦しくても未来が見えると人々を鼓舞し納得させることは出来ないだろう。疾く夢醒めて、まともな政権を国民が自分で創っていかなければならない時なのだ。




[449] 初春

投稿者: kz 投稿日:2018年 1月 2日(火)17時01分14秒 124-144-156-236.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

 今日も関東は良い天気でした。穏やかな新年の幕開けです。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。みなさんお元気で 良い一年になりますよう!

 ↓ おかあさんと愉しく笑ったラジオの午後  微熱はあれど、珠のような思い出ですね。そういう胸奥の記憶のあらばこそ 人はつらいことがあっても生きていけるのだと思います。

 太宰治は 幼年期にそういう幸せに出会えなかった人でした。その欠落は ほとんど彼の生涯を決めてしまったのではないでしょうか。長じて穏やかな安定期もあったし、壮年時にはなにより 人一倍女に持てたと思うのですが、いつでも最後のところではわが胸奥(無意識)の希求と現実とが鋭く齟齬を来す、あがいても焦っても そのずれをどうしても埋められない・・そういう病を乗り越えることが出来なかったのだと私には思えます。もちろん 彼の責任(倫理の問題)などではありません、最初で不可避の関係に 一対の幻想を結び得なかった人の悲劇だと、そういう風に私は考えています。

●暮れの新聞の 今年のベスト、単行本。紹介された中で 面白そうだと思えたのは ほんの数冊。 自分のアンテナが足りないのかもしれませんが、なんかさびしかったです。
谷川俊太郎 『詩人なんて呼ばれて』(新潮社)
ポール・オースター 『内面からの報告書』(新潮社)
あと これは旧刊ですが 中西新太郎 『シャカイ系の想像力』(岩波書店)                              など

図書館に頼んでおいたので いずれ読んだらまた何か書くかもしれません。

村上春樹の『騎士団長殺し』は 私の見た東京新聞では誰もベスト3にあげていませんでした。きれいさっぱり。話が長すぎて中だるみが有ったから仕方ないのでしょうが、それでも物語の総合力では やはり抜きん出た実力(存在)だったと認めざるを得ないと思う。その意味で、O氏がベストの一つに上げていたことに 私は同感、納得の思いでした。











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